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第66回勝毎花火大会2016 (1)より続く…
巨大なやぐらがいくつも並んでいます。 ![]() どんな仕掛けが用意されているのでしょうか。 楽しみです(^^) いよいよ開演です! ![]() レーザー光線による演出も、いまどきの有料花火大会ではマストアイテムになりました。 火柱も然り! ![]() (遠赤外線効果でしょうか、冗談ではなく観覧席まで熱気が届きます) プログラムは「気持ち、あつまれ」をテーマに全6部で構成されています。 第一部は「鼓動」 ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ------- 第二部「FUN FAN TOKACHI」 「第二部は、観客の皆さんが主役です。子供から大人まで、一緒に参加して楽しめる要素をふんだんに取り入れました。」 パート1.「妖怪ウォッチ花火」 「『妖怪ウォッチ』が勝毎花火に初登場!ジバニャンやコマさんの花火が、にぎやかに十勝の空に舞います。」 ![]() (…は、残念ながらうまく撮影できませんでした ^^;) パート2.「FUN FAN LIGHT」 「曲のリズムに合わせて、手持ちの明かりを振って楽しむプログラムです。会場一体となって、空と地上のライト・パフォーマンスに挑戦しましょう。」 ![]() ![]() (観客席に見える半円状の光跡がそれです) ![]() (ライトは各自持参。振っている人はまばらでした ^^;) ------- 第三部「JAPANEMOTION」 「世界で最も美しいといわれる日本の花火。伝統の和火(わび)から最新の芸術玉まで、日本の花火をたっぷりとご堪能ください。」 ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ------- 第四部「ロゴスホーム花火ファンタジア in 十勝」 「巨大足場(マトリックス・ステージ)を舞台に、音楽・花火・照明・レーザー光線・炎の大迫力で奏でる世界水準の一大花火スペクタルショーです。巨大足場は3年目に突入。約7分間のあっと驚くデジタルリンクプログラムに、ぜひご期待ください」 ![]() (舞台裏からモクモクとスモークが焚かれて…レーザー光の光跡がよりはっきりと) ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ------- 第五部「とかちのキモチ」 「『大切な人や懐かしい人に思いをはせる』。花火にはそんな力があるようです。身近なストーリーや、誰かに届けたいメッセージを集めました。」 ※パートの区切りが不明のため、まとめて掲載しました パート1.「ワークショップ花火『GOLD MEDAL』」 「オリンピックイヤーの今年、陸上女子・福島千里選手の母校である幕別町立糠平小学校の児童が、プログラムの内容を考えました。管内の五輪出場選手に向けて、金メダルの花火で元気いっぱいにエールを送ります。」 パート2.「キモチ あつまれ」 「じわじわ人気上昇中の「『メッセージ花火』。大切な人への気持ちを花火に託し、会場で共有します。今年はなんと、サプライズのプロポーズが登場!?」 パート3.大地のファンファーレ 「世界でたった一つ、ここだけにしかない『ばんえい競馬』は、今年で帯広単独開催10年目を迎えました。迫力あふれるレースと、早朝から行われる『朝調教』の幻想的な空を、花火で表現します。」 ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() いよいよグランドフィナーレです。 ここから、動画撮影に切り替えました。 第六部「グランドフィナーレ ~どこまでも、届け~」 「13分間にわたってノンストップで繰り広げられる今大会最長、最大のデジタルリンクプログラムです。クライマックスは、勝毎花火の代名詞、錦冠(にしきかむろ)で、黄金の光が夜空を埋め尽くし、感動のフィナーレを迎えます。」 …視聴していただくと分かりますが、動画は無音化(ミュート)されています。 収録されているBGMが著作権侵害に当たるということで、youtube側の判断で強制的に無音に修正されてしまいました。 もちろん、著作権の趣旨は理解できますので仕方ありません。 何とか花火の音だけを抽出できないかと、DTMソフトを使って音の分離を試みましたが、うまくいきませんでした。 音楽の音量が大きすぎて、花火の音との音量差が小さく、低減or分離できる限界を超えています。 慣れている方は、少し離れたところから撮影して、相対的に音楽の音量を小さくしたうえで、さらにリダクションを掛けるなどして対応されているようですね。 ------- 約1時間半にわたって繰り広げられた花火大会もついに閉幕(;_;) ![]() 終了後は、人が一斉に出口に向けて流れていきます。 ![]() ここで、有料席で観覧されている場合は、必ず有料エリア内でトイレを済ませておきましょう。 有料エリア外の一般用のトイレや、通りがかりのコンビニで…というのは考えが甘いです。 有料エリアのトイレも多少は混雑しますが、外に比べれば待つうちに入らないくらいです。 外は予想通りの混雑。 ![]() ただ、混雑しているのは基本的にメインの道路だけです。 会場から大通へ出るまではかなり苦労しましたが、ツアーのバスの待機場所は少し外れにあるので、思ったほど時間はかかりませんでした。 22時時過ぎ(正確な時間を記録し忘れました -_-;)に帯広を出発。 ![]() 途中、このツアーのために特別に深夜営業してもらっている(らしい)道の駅に寄るなどして、深夜3時過ぎ(またまた時間を記録し忘れました -_-;)に出発地点の地下鉄東豊線栄町駅に到着しました。 なお、当然この時間は公共交通機関は営業していません。 徒歩、タクシーまたは自家用車で帰宅可能な方向けの、0泊2日の弾丸ツアーです。 好きな花火鑑賞のためとはいえ、さすがに疲れました…。 ------- 念願の勝毎花火を見た感想は…やぐらを使った仕掛け花火や、ワイドスターマインの広がり感は確かに見事でした。 ただ、プログラム構成や個々の花火のインパクト、驚きと感動はモエレ沼公園花火大会も全然負けていないと思いました。 (あくまでも個人的な感想です) …でも大会運営は帯広のほうが比ぶべくもなく上手です(^^;) モエレのスタッフはボランティア中心らしいので、その差だと思いますけどね。 |
北海道内最大級かつ知名度No.1の花火大会ながら、
「渋滞がひどすぎて打ち上げ開始時間までに辿り着けない」 とか、 「場所取りが超熾烈」 など、ネガティブなうわさばかりが先行して行けずにいた勝毎花火大会。 モエレ沼公園花火大会や真駒内花火大会など、札幌でも気軽に参加できる大規模な花火大会が開催されるようになったことも理由の一つかもしれません。 老舗を知らずして北海道の花火を語るべからず!…とまでは思っていませんが(^^;)、それら新規参入組の花火大会と比べてどうなのかはずっと気になっていました。 今年ついに参加を決め、その疑問を解消してきます! ちなみに今年(2016年)の開催日は8月13日(土)です。 -------- 参加方法は主に2つ、 1. 観覧席チケットと宿を自分で予約 (移動は自家用車又はバス・JR等) 2. 観覧席チケット付きのツアーに参加 (主にバスツアー) です。 移動、宿泊ともに全て自前で調達して参加する線も探りましたが、 ・有料観覧席チケットの一般販売分はすでに完売 (販売開始後10分で売り切れるとか…) ・帯広市内のホテルもその花火大会の前後は予約が一杯でキャンセル待ち状態 (例えキャンセルが出たとしても、宿泊料金がとても高い。GW、お盆、正月の特別料金を超えるほどです) でしたので(^^;)、観覧席チケット付きのバスツアーで参加することにしました。 観覧席チケットについては、何一つ状況が分からない中、自由席は場所取りも含めて厳しいと思い、有料観覧席のオプションを付けています。 バスツアーに関しては、1泊+翌日に道東観光がセットになったプランもありましたが、食指を動かされるような旅程ではありませんでした。 また、前述したとおりこの日の前後はホテル料金が高騰しているので、宿泊を絡めるとツアー料金が跳ね上がります。 これらの事情を総合して、早朝出発・深夜帰着の日帰り(※名目上は車中泊)ツアーに応募することにしました。 ツアー料金は、自由席(無料席)+往復バス料金の基本プランが大人1人10,480円で、有料観覧席チケットのオプションを付けるとプラス6,480円になります。 チケット単体ではペア席が2席で8,640円(1人あたり4,320円)、その他の有料席も1席4,320円ですので、有料席オプションは一見割高ですが、すでに売り切れたチケットを入手できるプレミアもありますし、オプションをつけると夕食(牛焼肉弁当)が付く特典もあります。 会場内のお店はもれなく混んでいますので、並んで買うのが億劫な人にはこちらのプランのほうが向いていると思います。 ----------- 出発当日の朝。 天気が良くて何よりです。 ![]() クラブツーリズムさん主催のかちまい花火ツアーは、札幌駅だけでなく、麻生駅、栄町駅からもバスが出ています。 (地下鉄栄町駅→地下鉄麻生駅→札幌駅北口を経由) 私は始発の栄町駅から乗車しました。 8:00発車です(^^) ![]() (札幌IC分岐でいきなり事故渋滞に見舞われる…) 帯広着は15:00~16:00の予定。 通常4時間ほどのところを7~8時間かけて行くことになります(^^;) トイレ休憩のため道の駅に寄る回数も多く… ![]() 必ずと言っていいほど、女子トイレが渋滞します(-_-;) ![]() ちなみに私のバス番号は「7」。 私が札幌駅で数えた限りでは、クラブツーリズムさんのバスだけで16台ありました(・_・;) 一体何台のバスが帯広に向かっているのでしょうか…。 11:00を過ぎたところ。 まだ夕張インターの手前ですが、流れが非常に悪くなっています。 ![]() (数台先にパトカーがいます) 無線によると、どうやらトマムの手前で事故があり、渋滞が発生した模様。 12kmの渋滞だそうです。 よりによって、こんな日に事故らなくてもヽ(`Д´)ノ しかし百戦錬磨の旅行会社にとって、この程度のことは慣れっこなんでしょう。 機転を利かせて夕張インターで高速を降り、下道を迂回する策を採りました。 その甲斐もあって、大幅に遅れることなく12:20、次の休憩地、道の駅「自然体感しむかっぷ」に到着しました。 ![]() しかしまだ、全行程の6割ほどです。 ここから帯広市内にかけてが山場でしょうね。 道の駅で暫しの休息を取り、 ![]() (「しむかっぴーどらやき」美味しそう ^^) 再び帯広に向けて出発します。 幸いにも事故渋滞は解消されており、占冠からまた高速に乗ることができました。 ![]() (昨年雲海を見に訪れたトマムリゾートのツインタワー前を通過) その後は順調に進み… 予定より少し早い14:10に花火会場付近の駐車場に到着! ![]() (栗田会計総合センター(会計事務所)の駐車場を間借りしているようです ^^;) 花火開始時間(19:00)までまだ5時間くらい時間があります(^^;)。 どこで時間を潰そうか考えつつ、とりあえず会場を偵察しに行きます。 なお、指定席(エリア指定・ペア指定)は16:00から入場開始ですが、ペア席は完全指定席のため、席取りのために並ぶ必要はありません(^^)v 花火会場までは結構距離があります。 ![]() あえて離れたところに駐車場を確保した理由は、花火終了後にスムーズに帯広を出発するためでしょう。 (会場付近はひどい渋滞で駐車場から出ることすらできなくなります) 「十勝開拓そば」の看板を左に曲がり、河川敷へ。 ![]() (↑はるか昔に出張で帯広を訪れた際に豚丼を食べたお店のはず^^;) さすがに15時前では人もまばらです。 ![]() 会場の十勝川河川敷に到着。 ![]() 有料区域はフェンスで囲われています。 ![]() 無料エリアの方に行ってみると… ![]() 場所取りのビニールシートで埋め尽くされています。 ![]() (杭まで打っちゃってます^^;) シートの面積とか枚数とか、場所取りの開始時間とか、決まりはあるのでしょうかね。 …ヤクザな人たちが人数使って占拠して、一般人に売り始めたらどうしようとか、余計な心配をしてしまいます。 ![]() (テントを張るのもアリ?) 極めつけは、ガムテープで囲って自分のエリアを主張してみたりと、かなりカオスな感じです(^^;) トイレの数も観覧席の規模のわりに少ないように思います。 ![]() (写真左奥に並んでいるのが簡易設置トイレか) 打ち上げ開始前と終了直後はひどい混雑になると旅行会社の添乗員さんが言っていました。 …とりあえず有料席にしておいて良かったかな(笑) ![]() 有料席はファミリー席(マス指定)、自由席(ブロック指定)、ペア席(完全指定2席)の3種類です。 ![]() 有料区画への入場は16:00~で、まだ中に入ることはできません。 ![]() なお、ファミリー席と自由席に関しては、エリア(ブロック)の指定はされていますが、ブロック内の位置取りは自由となっています。 ![]() 特に自由席は土手に席が設けられており、座る位置で見え方がかなり変わるため、良い席を取るために開場前からたくさんの人が並ぶそうです。 その他、有料エリアでしか買えない限定お弁当なんてものもあるようですが、 ![]() 限定品が購入できることよりも、購入者が限定されることで多少なりとも混雑を避けられるメリットのほうが大きいです。 (私はお弁当付きのプランで特設ブースでの引き換えのため待ち時間ゼロでした) ちなみにトイレも有料席利用者専用を使用できるので何かと便利です。 さて、ひと通り下見を終えましたがまだ15時前です(^^;) 開始の19時までしばらく時間をつぶさなくてはなりません。 とりあえず帯広駅方面に向かってブラブラ歩いていくことにしました。 …途中、六花亭(本店)の喫茶を見つけて入りました。 ![]() 激混みかと思いきや、たまたまタイミングが良かったのか、10分ほど待って席に座ることができました。 「ろっかごおり」のイチゴを注文。 ![]() (おいしい ^‐^) コーヒーを飲みながらパンフレットで打ち上げプログラムの予習をしたり、撮影機材の調整などをしていたら、あっという間に2時間程が過ぎ… そろそろ会場に戻ろうと思ったところでふと、花火会場まで戻るよりも、このまま帯広駅まで行ってシャトルバスに乗るほうが歩く距離が少ないことに気づき、帯広駅に向かうことにしました。 …JR帯広駅に到着。 ![]() 打上げ開始1時間前はおそらくもっとも混む頃合でしょうが、シャトルバスの台数は足りているようで、10分ほど待って乗ることができました。 街中の道路の混雑状況も、モエレ沼花火大会のあのひどい渋滞を想像していましたが、今のところ駅と会場を繋ぐメインストリートはどうにか流れています。 ただ、会場付近は歩行者が多くて近づくことすらできず、迂回した挙句に会場からかなり離れたところで降ろされました(^^;) …30分前に会場に到着。 ![]() なんだかんだで結局ギリギリになってしまいました(-_-;) みなさんは時間に余裕をもって行動しましょう。 ファミリー席(マス指定)、自由席(ブロック指定)はまだ余裕がありますね(^^) ![]() 一方、白い壁を隔てて向こう側は一般席(無料、整理券有り)エリアですが、 ![]() かなり混雑しているように見受けられます。 ![]() そしてペア席は、 ![]() 打ち上げエリアのど真ん前です! 席の位置は申し分ないのですけど…パイプ椅子で座面が固いのと、隣との間隔が狭くて密着するのがちょっと嫌です(^^;) 前後の間隔も狭いので、自分の背が低くて前の人の座高が高かったりすると、見づらいかもしれません。 三脚を立てるスペースもほとんどありません。(一脚ならいけると思いますが) また、席が列の真ん中だと出入りも非常に面倒です(-_-;) そういうのが苦手な方には、ファミリー席か自由席がおすすめです。 ![]() ※エリア席の場合は敷物が配布され、その敷物の面積の範囲のみが自分のテリトリーとなるようですので、自分の敷物を勝手に追加したりすることはできないそうですが、芝が濡れている場合などに備えて重ねて使えるように、1、2枚は持参した方がよいと思います。 私も次回来ることがあったら、自由席にしようと思っています。 有料エリアとはいえ、打ち上げ直前のトイレは混雑します。 ![]() ちなみに、写真左に見えるテントがクラブツーリズム特設のお弁当引換所です。 こちらは待ち時間無しで受け取ることができました。 「十勝帯広豊西牛焼肉弁当」をいただきました。 ![]() ただだまって座っていると、かなり寒いです。 天気の急変も想定して防水・防風のレインウェア(カッパ)と、フリースなどの厚手の防寒着は必須です。 いよいよ打ち上げ開始です! ![]() (手持ち1.6秒でもここまで撮れます。無印E-M5もまだまだ現役です ^^) 勝毎花火大会2016 (2)へつづく… |
洞爺湖温泉街で2016年7月23日(土)、開湯100周年を記念して水中花火100連発が行われました。
洞爺湖温泉では4月下旬から10月末まで毎夜、「洞爺湖ロングラン花火大会」と銘打って、水中花火を含む花火が打ち上げられていますが、100連発は初の試みです。 水中花火100連発は通常のロングラン花火大会(20:45から)に続いて行われ、「湖面に直径170メートルの光の傘が広がる」とのことです。 (ちなみに翌日の24日には、直径400メートルの大玉水中花火5連発が行われました) 私も、水中花火自体は「銭函サンセットビーチ花火大会」で目にしたことがありますが、100連発は想像もつきません。 洞爺湖のロングラン花火大会自体を見るのも初めてですので、とても楽しみです(^^) ----------- 薄曇りですが、風は弱く、花火日和です! ![]() (羊蹄山が望めました) 途中、Lake-Hill Farm(レークヒル・ファーム)さんに立ち寄り、ジェラートをいただきました。 ![]() ジェラートは2種類からチョイス。 ![]() ![]() 7、8年前に訪れた時より、珍しい味が減ったような気が…。 ![]() 私は、「スィートコーン」に「クッキー&クリーム」という、一見ミスマッチな組み合わせ… ![]() スィートコーン味はコーン感満点でなかなか美味でした。 …が、クッキー&クリームとの組み合わせはイマイチでした(笑) 昨日配信されたばかりの「ポケモンGO」を試してみると… ![]() モンスターがたくさんいました(^^) 地方でも、人が集まる名所のような場所にはモンスターも集まるようです。 洞爺湖が見えてきました! ![]() 花火の前に「洞爺湖有珠山ジオパーク」を散策することにしました。 ![]() (金毘羅火口・災害遺構散策路) せっかく洞爺湖まで足を運ぶので、花火見物以外に何かできることは無いかとネットで探して見つけた観光スポットです。 ![]() 本当は山登り(有珠山登山)ができればよかったのですけど、そこまでの時間と気力は無く… (登山口(外輪山コース)は伊達側にあるので移動時間が勿体ない) ![]() (「I LOVE Toya」の地上絵(?)がお出迎え。奥に見えるのが桜が丘団地の建物) 洞爺湖有珠山ジオパークのホームページによると、有くん火口・珠ちゃん火口、桜が丘団地を経由して金毘羅山コースを一周するルートで約90分程のハイキングコースです。 ![]() (道は整っています) 実際には、健脚の方なら1時間程度で回れると思います。 時間がある方は、隣の「西山山麓コース」にも足を運んでみてはいかがでしょうか。 しばらく山道を登って麓に視線をやると、洞爺湖畔、中島、温泉街が望めました。 ![]() …景色を眺めていてふと思いました。 湖面に打ち上がる水中花火を、山の上から温泉街の灯りとともに撮影する構図はどうでしょう。 実際、新聞等に掲載された写真の多くはこの構図でした。 恐らく、温泉街から少し離れたホテルの屋上から撮影されたものだと思いますが、ここからでも望遠レンズで撮れば似たような構図で写真が撮れそうです。 (注:ジオパークの営業時間は18時までのため、実際にはこのプランは実現不可でした) 第1のビューポイント、「有くん火口」に到着。 ![]() 火山灰のクレーターに、エメラルドグリーンの水を湛えた神秘的な姿を想像していましたが… ![]() ![]() 森の中にある普通の池、でした。 (実際そうなんですけどね ^^;) 続いて「珠ちゃん火口」へ。 こちらはなかなかのスケール感です! ![]() が、水の色はエメラルドグリーンではありませんでした。 (光線の加減でそう見えなかっただけかもしれません) 最後の噴火から16年が経過し、災害の痕跡も風化し自然本来の姿に戻りつつあります。 経年の変化を観察することもジオパークの醍醐味でしょう。 引き続き、廃墟となった団地建物(桜が丘団地)の方に向かいます。 ![]() (そこそこきつい階段もあり) 廃墟となった建物群は緑に囲まれ、遠目に見ると暗い印象はありません。 ![]() ![]() ![]() しかし近くで見ると、当時の爪痕が生々しく残っていて… ![]() (熱泥流で焼かれた桜ヶ丘団地) 火山災害の恐ろしさをまじまじと見せつけられました。 ![]() (町営公衆浴場「やすらぎの家」) ただ、この金比羅山及び西山山麓で発生した2000年の噴火は群発地震や地殻変動などの兆候により事前に察知され、住民は避難していました。 ![]() そのため、噴火の直接の被害による死者が出なかったことが唯一の救いです。 (何を隠そう管理人sakiは、大学では地学を専攻しており、研究活動の一環として噴火当時の有珠山を訪れたことがあります) 入口まで戻ってきました。 ![]() 閉園時間を10分程オーバーしてしまいましたが、受付の方には大目に見てもらいました(^^;) 花火の前に、軽く食事をとります。 ちなみに洞爺湖温泉街近辺には食事処がほとんどありません。 (宿泊先のホテルで夕食をとる方がほとんどですので当然でしょうが) そんな中、お勧めしたいのは、温泉街から少し離れたところにある「カフェ・ジャリブ(cafe jalibu)」さんです。 ![]() 以前、有珠山登山をした際に利用させていただきました。 基本はカフェテリアですが、フードメニューが充実していて、食事利用にもおすすめです。 ![]() (ラストオーダーが20:00というのも嬉しいです) ![]() (ネコちゃんがお出迎え) ![]() (古民家風の店内は大変くつろげます) さっそく、味のあるメニュー表を拝見… ![]() 「ジャマイカジャークチキンプレート」と、「ジャリブ旅人カレー」、食後に「豆乳チャイ」と「カフェオレ」を注文しました。 ![]() ![]() ![]() 詳細な訪問レポートはこちら。 洞爺に訪れた方、またはこの辺りを通過する際はぜひ立ち寄ってみてください(^o^)/ 花火大会の会場に到着。 すでに場所取りは始まっていましたが、温泉街中央付近の湖の縁にもまだスペースが残っていました 20:45、打ち上げ開始! ![]() 事前の予告どおり、通常のロングラン花火大会からスタートしました。 水中花火も組み込まれています。 ![]() (水中花火自体は銭函サンセットビーチ花火大会で観たことがあります) 水面に写るカラフルな火花が美しい… 目の前で一頻り上がった後は、右手遠くで上がり始めました。 ![]() 中央付近と思って陣取った場所は、ずいぶん左寄りだったようです。 かすかに見える桟橋あたりがおそらく中央です。 この後、水中花火100連発はどのように打ち上げ(?)られるのでしょうか、想像がつきません。 ![]() 例えば、同じ場所で100発上げられてしまうと静止画ではうまく表現できないでしょう。 と、言うわけで、今回は動画撮影に賭けてみることにしました。 (動画の設定がうまくできず、途中からになってしまいました) 両サイドから連続発射しながら徐々に中央に移動して合体するという流れでした。 この位置から一枚の写真に収めるのは不可能だったので、動画にして正解でした(^^) それでも私はスチル派ですが、花火撮影に関しては、思い出に残すという意味でも動画に尽きるかもしれません。 ----------- 帰り道、中山峠付近で濃い霧に見舞われ… ![]() 視界は数十メートルほど(lll゚ロ゚) 若干感じていた眠気も一気に覚めて、運転に集中集中…(-o-;) 無事帰宅することができました。 |