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ミラーレス一眼の高感度撮影性能を検証(SONY/NEX-3・NEX-5編)
LUMIX DMC-GF2およびLUMIX DMC-GH2の検証結果はこちら。



SONY/NEX-3の高感度撮影能力を検証しました。

なぜあえてNEX-3?なのかというと…単にNEX-5の実動品が展示されていなかったからです(^^;)

NEX-3とNEX-5の違いは、5がフルハイビジョン動画に対応していること、外装素材の違い(NEX-5はボディ全面マグネシウム、3はプラスチックモールドでセンサー部周辺のみがマグネシウム?)による質感と重量(NEX-5の方が約10g軽い)くらいであり、静止画の画質については同等であると考えられます。


NEX-3およびNEX-5に搭載されているセンサーは、APS-Cサイズ(23.4x15.6mm)、有効画素数1420万画素の"Exmor"APS HD CMOSセンサーです。

撮像素子のサイズがマイクロフォーサーズ(約17.3mm×13mm)よりも格段に大きい(面積比約1.6倍)ため、高感度撮影性能は、NEXの方が一枚も二枚も上手であると予想されます。

なお、NEXのISO感度設定は200が基本で、最大12800となっています。
(~12800というのが拡張感度なのか「素」の感度なのかは確認できませんでした)


撮影時の設定等は、

○レンズは展示品に付属していた標準ズームレンズ、E18-55mm F3.5-5.6 OSSを使用しました。

○撮影モード:絞り優先AE、測光モード:マルチ測光、WB:オート、Dレンジ機能:OFFで撮影しています。

○掲載画像は撮って出しのjpegを、PHOTOSHOP CS2でリサイズのみ行い、画質11/12で再保存しています。


※NEXのRAW画像は製品付属のソフトか、PHOTOSHOPのCS5以降のバージョンでなければ読み込むことができません。今回はカメラ内生成JPEGのみの評価となります。

NEX-3/E18-55mm F3.5-5.6 OSS
nex3-200t.jpg
F5.6 1/50 ISO200
⇒NEX-3の基本感度です。感度とは直接関係ありませんが、パナソニックのミラーレス機に比べて青味が強い印象です(パナが赤寄り?)


nex3-400t.jpg
F5.6 1/100 ISO400
⇒劣化は特に見られません。


nex3-800t.jpg
F5.6 1/200 ISO800
⇒この感度でも劣化はほとんど見られません。並べてじっくり見ると、影にわずかにカサついて見える部分がありますが、色もトーンも破綻することなく十分な画質を確保しています。


nex3-1600t.jpg
F5.6 1/500 ISO1600
⇒黒に若干ガサつきが目立つようになってきましたが、なんとか許容範囲内。


nex3-3200t.jpg
F5.6 1/1000 ISO3200
⇒ここから一気に高感度撮影らしいノイズが乗るようになります。それでもWEB等で縮小して使うのであれば、ギリギリ誤魔化せる範囲か。


nex3-6400t.jpg
F5.6 1/2000 ISO6400
⇒画質の劣化、ノイズの増加は更に進み、さすがに常用範囲とは言えないレベルに。しかし緊急用なら十分に使える画質で、マイクロフォーサーズ機で見られたノイズリダクションによる情報の脱落や、色やトーンの破綻は起こっていません。


ISO1600までが常用範囲、3200も場面によっては選択肢となり得ます。6400はちょっと厳しいが、マイクロフォーサーズ機のそれような目も当てられない画質ではなく、緊急用・記録用であれば十分に使えるレベルだと感じました。
(※画像サイズが小さいと、ノイズは少なく見える傾向にあるので注意してください。)



次に、画面の一部を等倍で切り出して比較してみます。

NEX-3/E18-55mm F3.5-5.6 OSS
nex3-200t-original.jpg
F5.6 1/50 ISO200

nex3-400t-original.jpg
F5.6 1/100 ISO400

nex3-800t-original.jpg
F5.6 1/200 ISO800

nex3-1600t-original.jpg
F5.6 1/500 ISO1600

nex3-3200t-original.jpg
F5.6 1/1000 ISO3200

nex3-6400t-original.jpg
F5.6 1/2000 ISO6400

全景画像の比較時と基本的には同じ印象です。
ただ拡大して見ると、綺麗だと思っていたISO800~1600においても、それなりの劣化が生じているいることが分かります。
それでもISO3200まではその進行は穏やかで、APS-C機のポテンシャルを見せつけられる結果となりました。

結論としては、NEX-3・NEX-5の高感度撮影性能は、GH2より約1段分、GF2よりも約2段分上であるといったところではないでしょうか。
(※より厳格な方法で検証しなければ真の実力は分かりません。このレポートはあくまでも参考までに)



<あとがき>

今回の実証実験で、NEXという選択肢も十分有りだと感じました。

ソニーのコンセプトは、その操作性や機能の割り切り方を見る限り、上級者のサブシステムとしての位置づけまで狙ったm4/3とは明らかに異なっていて、良くも悪くもその狙いは「コンデジの延長線上」にあると思います。

「カメラ女子」なんて言葉が流行りましたが、普通にスナップを撮ったり、仲間内で写真を撮り合ったり、あとは私もよく撮る食べ物・小物・花などの撮影や、ブログでお店を紹介したりするような用途であれば、単純に高感度撮影能力に優れていて、ボケやすいNEXを選ぶことはむしろ理に適っているのではないでしょうか。

NEX+パンケーキなら見た目もコンデジっぽくて、本気カメラを出しづらいシチュエーションでも、GF1より出しやすいという利点もあります。


一方、NEXの弱みはレンズの性能云々と、そのラインナップの少なさなどと言われていますね。
ただ、このカメラのコンセプトからして、撮影できる写真の「作品」としてのレベルに主眼を置き、その高低を議論するのもどうなんだろうと個人的には思うのです。
なんて、アンチフォーサーズの方にしてみれば、「フォーサーズも然り」って感じでしょうけど(実際その通りです。-人-)

レンズのラインナップの少なさについても、「コンデジ感覚で使う」というコンセプトであれば、携帯性重視の薄型パンケーキと、コンデジ程度の倍率のコンパクトなズームレンズがあればそれで十分ではないでしょうか。
(パンケーキはもう少し画角の狭いもののほうがいいと思いますが -_-)

コンデジ感覚で扱えるこの重量・サイズで、本格一眼レフ機並みの高感度性能とボケが得られることに意義があるのだと思います。


私は、もう少し踏み込んで写真をやりたいけど、大きな一眼レフを堂々と持ち歩くのはちょっと気恥ずかしいな、というある意味よこしまな(笑)気持ちからマイクロフォーサーズを選びました。
これで培った技術が、そのままAPS-Cやフルサイズのフォーマットに活かせるかと言われると、必ずしもそうではないかもしれませんが、写真を撮ることの喜び(儀式的なものも含めて)を得るに十分なフォーマットと付加機能は備わっていると思います。

マイクロフォーサーズはよくも悪くもマニアックなのかな?といった気がします。


NEXが狙っている客層の方が圧倒的にマスが大きく、マーケティングの方向性・方法論は普通に考えるとSONYに分があるはずなんですが…今のところはm4/3の方が売れている(?)みたいですね。(ウソついていたらすみません)

NEXの上客となるはずだった「カメラ女子」をMフォーサーズに引き込んだ、PENデジの力でしょうか(笑)
うーん、マニアック以外の皆さんも意外に、カメラらしい外観のカメラが好きなんですね(^-^)



LUMIX DMC-GF2およびLUMIX DMC-GH2の検証結果も参考までにどうぞ。

 


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