2015 空沼岳に登る(1)(登山口~万計沼)
今年度の目標にしていた、空沼岳登山に挑戦しました!

標準所要時間は登り3時間50分下り約2時間50分(北海道新聞社「北海道夏山ガイド1」より)となっていますが、2014年9月11日の大雨により登山口までの林道が流出したため、上記に加えて、登山口までの約1km(30分×往復で約1時間)の徒歩を強いられます。
写真撮影や休憩時間などを含めると、本当に一日がかりの登山になります。

それでも空沼岳が比較的気軽にチャレンジできるのは、中継地点の万計沼(万計山荘)にトイレがあるからです。(女性には非常に助かります)
旭岳~黒岳縦走や羊蹄山など、北海道内で挑戦したい登山は他にもたくさんあるのですが、このトイレがネックになってなかなか挑戦できずにいます(^^;)

あとは、山頂の標高1,250m、往復約16kmの行程を体力的に乗り切れるか、それだけが心配です。


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いよいよ、登山当日を迎えました。

空沼岳の登山口へは、札幌市南区の常盤にある日鉄鉱業(株)北海道支店常盤採石所の脇から入ります。



具体的には、国道453号線から採石場に向かう脇道に入り、

日鉄鉱業株式会社北海道支店常盤採石所に向かうわき道

しばらく道なりに進むと採石所に到着。

採石場内に空沼岳登山口への案内看板がある

場内にある「空沼方面」の看板に従って進むと、その先に駐車スペースがあります。
(※公式な駐車場ではないと思います。工事車両の邪魔にならないようにしましょう)

橋の手前の駐車スペース(※実際の登山口はここから1kmほど先)

この日は午前8:00時過ぎに到着しましたが、すでに駐車場は混雑していて、10数台停められるスペースの最後の1、2台に何とか滑り込むことができました。

なお、採石所までは中央バスの路線が通っており、公共交通機関を使って行くこともできます。
※2015年は6/6~10/12の間のみ「空沼登山口」バス停まで終点・始点が延長されます。それ以外の時期は「空沼二股」までとなり、バス停2つ分、バスで3分、徒歩で20~30分ほどの距離。時間は要確認。朝と夕方のみの運行になると思います。



準備を整えて登山口に向かいます。

橋
(注:ここはまだ登山口ではありません ^^;)

橋を渡ったすぐのところに案内板が。

登山者向けの案内板

登山者向けの案内板
(空沼岳登山道周辺図)

案内板に距離の記載はありませんが、ここから登山口まで約1km、登山口から万計沼まで約4km、万計沼から山頂まで3.5kmの計8.5km×2の行程標高差はおよそ900mとなっています。

昨年登った富士山に比べれば、標高も距離もまだまだ序の口ですけれども、私が今まで登ってきた札幌近郊の山々の中では群を抜く難易度です。


登山口に向かう途中の山道の脇にも数カ所、駐車できそうなスペースがありました。

手前の駐車スペースから登山口までの山道にも駐車スペース有り

空いていればラッキーですが、空いていなかった場合、道がごく狭いので、引き返すのが大変かもしれません(対向車と擦れ違えません ^^;)。


昨年2015年9月11日の大雨により、林道沿いの川が氾濫して林道が荒れてしまい、途中から車の進入ができなくなっています。

川原は昨年の氾濫により荒れている

しばらく進むと「支笏洞爺国立公園」の看板が現れます。

支笏洞爺国立公園の看板

看板の後ろにある木天蓼小屋で、登山者ノートに記帳します。

「木天蓼」小屋で入山届けに記帳
(木天蓼=またたび)

登山口までの山道は、崩落や侵食によりひどい状態。

2014/9/11の大雨の爪痕が残る

足元に注意しながら更に先に進むと、対岸に登山口が見えてきました。

丸太を並べたただけの橋を渡ります…

木を並べただけの橋。滑るので注意
(非常に滑るので注意!)

もともとこの場所には立派な木橋が架けられていたらしいのですが、それも先の大雨により流出してしまったそうです(;-_-)

登山口に到着!

空沼岳登山口

8:38、ここからがやっと空沼岳登山のスタートです(^^;)


出だしは好調!

登山道

登山道は主に土または石の混じった土で、所々ぬかるんだりもしていますが、そこそこ歩きやすい路面です。
(注:万計沼までの感想です)

立派なエゾマツ
OM-D E-M5/M.ZUIKO DIGITAL ED 9-18mm F4.0-5.6
(立派なエゾマツ)

倒れた巨木で塞がれた登山道(これは9/11以前から)
(倒れた巨木で塞がれた登山道…は9/11以前からです ^^;)

数百メートルごとに「万計沼まであと○○km」の標識が立てられています。

万計山荘まであと3.2kmの標識
(万計山荘まであと3.2km)

少しづつゴールに近づいているという実感が湧き、もう少し頑張ろう!という気持ちになります(笑)

名もなき小さな沼
(登山道脇に現れた小さな沼)

ひどくぬかるむ場所もあるので、

ひどくぬかるんだ箇所も

できれば防水靴、少なくとも靴カバー(フットカバー、スパッツ、脚絆、ゲートル…呼び名は様々)は装備していった方が良いと思います。

野生のアジサイ
(野生のアジサイが自生している)

9/11の大雨により大規模な崩落を起こしている箇所があります。

9/11の大雨により崩落した登山道

再び川渡り。

再び川渡り

入口の案内板では「万計川渡渉」とネーミングされていました。

万計沼(山荘)まであと800m!

万計山荘まであと800m!

残り1km位からがとても長く感じられます(^^;)

木の板を敷き詰めてぬかるみ対策
(木の板を敷き詰めてぬかるみ対策)

さすがに少し疲れてきました(-_-lll)

残り300m!

残り300m、青沼は後回しに

「青沼すぐそこ」の看板がありますが、撮影は後回しにしました(^^;)

万計沼直前の滝(上から)
(下山時に撮影した青沼の様子)

なお、青沼は脇道を50mほど進んだ先にあって、その幻想的な風景は一見の価値があります。
帰りはくたくたになっていたので、先に立ち寄ればよかったと後悔しました(;-_-)


万計沼の直前に滝。

万計沼直前の名もなき滝
OM-D E-M5/M.ZUIKO DIGITAL ED 9-18mm F4.0-5.6

5軸手ぶれ補正のOM-Dなら、手持ちでも滝を白糸のように流して撮ることができます。

万計沼直前の滝(上から)

万計沼は目前です!



10:35、約2時間かけて万計沼に到着!

万計沼
OM-D E-M5/M.ZUIKO DIGITAL ED 9-18mm F4.0-5.6

ああ、何と美しい景色でしょう!
湖面に映る木々の緑、青い空と白い雲…。
達成感も相まって、余計にきれいに見えます(*^^)
ここまで登ってきた甲斐がありました(;_;)

万計沼
OM-D E-M5/M.ZUIKO DIGITAL ED 14-150mm F4.0-5.6

ベンチに座り、湖を眺めながら暫し休憩。

万計沼

体力やその日の体調を考慮して、ここをゴールにして引き返すのもアリだと思います。
今日は足に若干の疲労感があるものの、まだ行けそうです(^^)


そしてこちらが「万計山荘」。

万計山荘

老朽化により廃止の危機に瀕していた万計山荘でしたが、「空沼岳万計山荘友の会」という有志団体の活動により集められた寄付によって改修され、今も年間1万5千人にも上る空沼岳登山者に憩いの場を提供しています。

ここにトイレがあるおかげで、往復7時間ほどの行程となる山頂にも心置きなくアタックすることができるのです(^^)


いつまででもぼーっとしていられそうな静かな湖畔。

万計沼(パノラマ)※復路で撮影
DSC-RX100 by Panorama
(※下山時に撮影)

しかし、悠長にはしていられません。
まだ全行程の4分の1にやっと届いたところ。
実は結構ギリギリの時間です(^^;)

万計沼
OM-D E-M5/M.ZUIKO DIGITAL ED 9-18mm F4.0-5.6

空沼岳山頂まで残り3.5km、

空沼岳までここから3.5km

11:04、山頂に向けて出発!

万計沼~山頂~下山編に続く…


 
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