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M.ZUIKO DIGITAL ED 14-150mm F4.0-5.6にケンコーのPRO1Digitalプロテクターフィルター
M.ZUIKO DIGITAL ED 14-150mmに装着する保護フィルターを購入しました。

pro1digitalMCprotector_01t.jpg

個人的に信頼のおけるメーカーと思っているケンコー製の通常品で、フィルター径は58mmです。

ところが購入後間もなく、レンズフィルターに関するとある記事を目にしたことから、「MCプロテクターはできるだけ品質・精度の高いものを」と考えるようになりまして(^^;)、急遽同メーカーの1ランク上の製品「PRO1Digital」を追加購入した次第です。

pro1digitalMCprotector_02t.jpg

せっかく2種類のフィルターを同時に所有することになったことですし、コーティング性能も含めて、両者を比較してみましょう(^^)



まずは外観から。

枠の色はどちらもブラックで、マットな質感のため取り扱い時に滑りにくくなっています。


厚み(高さ)は…

pro1digitalMCprotector_03t.jpg

PRO1Dは「ワイド」対応だけあって全高がやや低く、より広角撮影に適していると言えます。

ノギスを使って測った実測値は、

・通常のMCプロテクター ⇒ 6.9mm(4.7mm)
・PRO1Dプロテクター ⇒ 6.2mm(4.2mm)
(※カッコ内は取り付けネジ部を除いた値)

と、数字上は大きく違いませんが、このわずかな差が広角端でのケラレの発生等に大きく影響するのかもしれませんね。


さらにPRO1Dの方は、枠側面にローレット加工が施されており、取り付け・取り外しがよりしやすくなっています。

pro1digitalMCprotector_05t.jpg
(上:PRO1D、下:通常のMCプロテクター)

ちなみに重量は、

・通常のMCプロテクター ⇒ 18g
・PRO1Dプロテクター ⇒ 17g

でした。



次に画質への影響の度合いを調べてみます。

と、その前に、それぞれのスペックの謳い文句(抜粋)を比較。

○通常タイプのMCフィルター
『両面MC(マルチコート)加工をしています。UV吸収機能や色調補正を含まない仕様です。』

○PRO1Digitalプロテクター
『従来のマルチコートより透過率の高い「デジタルマルチコート」の採用により反射を抑制。透過率99%を実現。』

○「Zeta」シリーズ
『最新技術のZRコートを採用。面反射0.3%以下とすることで、…』

とあり、マルチコート ⇒ デジタルマルチコート ⇒ ZRコートとランクが上がるに連れてコーティングの品質が上がり、透過率も高くなっているらしいことがうかがえます。


快晴の青空の大写しで透明度を比較します。

雲が無く、短時間では条件がほとんど変わらないと思われるこのシチュエーションで、フィルター2種およびフィルター無装着で撮影したものを比較しました。

E-P3/M.ZUIKO DIGITAL ED 14-150mm F4.0-5.6
pro1digitalMCprotector_30t.jpg
pro1digitalMCprotector_31t.jpg
pro1digitalMCprotector_32t.jpg
(全て1/640秒 F8.0 ISO200 0.0EV f=14.0mm)

左から、1.ケンコーMCプロテクター、2.ケンコーPRO1Digital、3.フィルター無し
pro1digitalMCprotector_33t.jpg

フィルター無しの方が若干明るいような気がするのは…気のせいかな(^^;)
等倍の画像を見比べても、私の目ではディティールの差は確認できませんでした。
これがコーティングにムラがあるような劣悪な製品なら、影響が出てくるのかもしれません。


コーティング性能はとりわけゴーストやフレアの発現に大きく影響するので、その比較も行いました。

E-P3/M.ZUIKO DIGITAL ED 14-150mm F4.0-5.6
pro1digitalMCprotector_26t.jpg
pro1digitalMCprotector_27t.jpg
pro1digitalMCprotector_28t.jpg
(全て1/160秒 F8.0 ISO200 0.0EV f=14.0mm)

左から、1.ケンコーMCプロテクター、2.ケンコーPRO1Digital、3.フィルター無し
pro1digitalMCprotector_29t.jpg

こちらは差が如実に現れました。

まず、フィルターを装着することにより、明らかにゴーストの数が増えています。

ゴーストやフレアはレンズ表面で反射した光が、レンズ内で複雑な再反射を繰り返すことにより生じる現象で、フィルターを装着することによりレンズ(ガラス)の枚数が増えれば、内部反射の回数も増えることになり、より多く、強く出るようになるものと考えられます。

フレアについても、オリジナル画像をビューアー等で連続して切り換えて比べてみると、フィルター無しの方がわずかに弱くなっていることが分かります。

通常のMCプロテクターとPRO1Dとの比較では、よく見ると濃い緑色のゴーストがわずかながらPRO1Dの方が薄くなっているように見えます。

このゴーストはフィルター無しの画像には現れていないことから、おそらくフィルターを装着したことにより生じたものであり、それが薄くなっているということは、PRO1Dのコーティングの方がより透過率が高く反射光が少ない(=優れている)と判断できるのではないでしょうか。



<結論> 
○透明度に関しては、コーティングの品質およびフィルター装着の有無により体感されるほどの差は生じない。
○フィルター(プロテクター)はゴーストやフレアの発生(増幅)要因であることは間違いない。
○フィルターのコーティング性能はフレア・ゴーストの発現にわずかではあるが影響する。
○コーティングは通常のMCプロテクターよりPRO1Dの方が優れている(価格だけでなくコーティング性能も差別化されている)ようだ。


 
ありのままを忠実に再現するという観点からすれば、プロテクターの装着はその性能の良し悪しに拘らず確実に「悪」です。
どんなに高級なガラスを使い、どれほど優れたコーティングを施そうとも、レンズの枚数を増やせば透明度は必ず低下しますし、ゴーストやフレアの原因になることはあってもそれを抑制することはありません。

どのメーカも「全く影響を与えない」などと謳っていますが、それはその影響が体感できないレベルに抑えられているというだけで、少なくとも有るよりは無い方が良いのは間違いないでしょう。


しかし、実際プロテクターを装着されている方なら経験されていると思いますが、特にレンズフードを付けないパンケーキレンズや近接撮影が可能なレンズに付けたプロテクターは、使ううちに結構ボロボロになります。
これがレンズの前玉だと思うと…(-_-;)プロテクターを装着する意義も十分にあると思います。

あとは画作りに与える悪影響とレンズを保護することから得られる利益を比較して、保護性能がより大切と考えるならプロテクターを装着すればよいだけです。

M.ZUIKO DIGITAL ED 14-150mmに関しては、画質よりも利便性を優先したことにその存在意義があるレンズですし、その使い勝手からあらゆる場所・状況でマルチに使われるだろうことを考慮すると、プロテクターを装着するメリットの方が大きいように思います。


ただ、より上のグレードの製品を選ぶべきかどうかは、この程度の検証だけでは何とも言えません。
価格と品質には正の関連はありそうですが、それが比例しているかどうか(コストパフォーマンスの良し悪し)は微妙なところです(^^;)

冒頭で紹介した記事にあるような、AFが狂うといったような事象は、ある程度以上の精度・性能を持つケンコーやマルミのような専業メーカーの正規品であれば、低価格帯の製品であっても(イレギュラー品を除けば)まず起こらないと思われます。
プロテクターはある意味消耗品ですから、低価格品をこまめに交換して、きれいな状態に保つ方が効果的かもしれません(^^;)


…そう言う私がわざわざプロテクターのグレードを上げた理由は、半分以上は精神衛生上の問題です(笑)
さすがに最上位の「Zeta」まで上げるとコストパフォーマンス的に割に合わないと感じたため、価格と品質のバランスの取れたPRO1Digitalを選びました。

(参考)2011/9/30時点の価格.COMにおける送料込みの最安値
・Zetaプロテクター ⇒ 3,196円(定価6,300円)
・PRO1Dプロテクター ⇒ 1,893円(〃4,000円)
・MCプロテクター ⇒ 1,420円(〃2,800円)

高いものはそれなりに効果があるようですので、あとは自分の懐具合と相談し、納得が行くものを選んでください(^^)


 
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